日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

二番茶づくりの要 ナラシ(整枝)作業が終了

お茶の樹の表面をキレイに刈り整える『ナラシ』作業。

正確には『整枝:せいし』といいますが「ナラシ」あるいは「番刈り」と呼ぶ方も多いです。

 

一番茶後のナラシ作業は、遅れ芽や収穫後に大きくなった葉を刈り落とすことでお茶の樹の表面をキレイに整えていきます(^^)/

 

すると、二番茶の芽が揃って伸びてきてくれますし、二番茶の収穫時に古い葉や茎が混入するのも防げます。

また病害虫の発生を抑える働きもありますね!

 

特に5月下旬以降は多湿の環境になりやすく、カビが生えやすい条件が整います。

お茶の樹も含めた植物が感染する病気のほとんどは「カビ」を原因としているため、病気の発生が怖い時期になりますね…。

 

山間部では朝露が降りたり霧が発生することも多く、湿度が高くなる時間帯が多いので、とにかく病気の発生が怖いです(>_<)

 

ただ、お茶の場合は新しく伸びた芽や葉っぱに病気が感染することが多いため、その部分を刈り落とすことで病気発生のリスクを低くすることが出来るのです!

 

早く収穫した畑ほど早く

一番茶の収穫後のナラシは、一番茶を収穫したのと同じ順番で作業を進めて行きます。

一番茶の収穫により二番茶の芽の生育がスタートするので、一番茶の収穫の順番に合わせていくのです!

 

また、手摘みで収穫した畑ほど遅れ芽の発生が多くなるので、丁寧に作業を進める必要があります。

こちらは一番茶シーズンの最初の方に、手摘みで収穫を行った畑です。

元気に新芽が伸びているように見えますが、実はこれ全て遅れ芽になります。

 

このままの状態では、二番茶の芽が揃って伸びてきてくれません。

また、二番茶の収穫も行えませんね…。

 

葉が込み合っているので、病気が発生するリスクも高いと言えるでしょう。

 

ナラシ作業を行い、お茶の樹の表面をキレイに整えていきます。

 

ナラシ作業後…

ナラシ作業後の畑の様子がこちら…。

同じ場所、同じアングルで撮影した写真になりますが、一目瞭然で樹の状態が違っているのが分かると思います。

 

刈り取る位置は新芽が僅かに残る程度…。

一番茶として伸びた新芽を少し残すことで、二番茶の芽がしっかりと伸びてきてくれますね!

 

二番茶まであと1か月ほど

一か月後の今頃は、二番茶の収穫真っ只中…になると思います。

 

二番茶は、

一番茶収穫後50日ほどすると収穫が出来るようになる

とされています。

 

一番茶の収穫が始まったのは4月30日。

そのため50日後は6月20日頃…となります。

 

上河内地区は山間部で寒暖差が大きいため、もう数日余分に日数が必要になるかもしれませんね!

 

ただ、6月の下旬には収穫が始まることは間違いないでしょう。

 

昨日で一番茶後のナラシが終了し、現在は次の作業を進めています。

良い二番茶を作れるように頑張っていきます!