日々お茶暮らし

お茶で有名な川根地域でお茶づくりをしている茶農家のブログです

カンザワハダニに注意する季節に

昨日の最低気温は2℃。

対する最高気温は20℃。

 

寒暖差が非常に大きいですね(^^;)

日向ではより暑さを感じましたし、体感的な寒暖差は20℃をはるかに超えていたと思います。

 

雨が降り気温も上がったので花粉の飛散も多くなっているようで、花粉症や寒暖差には気を付けて過ごしたいと思います。

 

おはようございます。

昨日の上河内地区は朝の冷え込みは厳しかった一方で、日中は良い天気であった事と気温が上がった事で暖かいというよりも暑く感じたほどの陽気でした。

 

この頃の陽気で木々の芽も膨らみ、中には芽が伸び始めた木もあるようです!!

 

ほのかに木が黄緑色に染まって来ていたのでよく見たところ新芽が伸び始めている事に気付きました。

また山桜の開花も少しずつ始まっているようでもあります(^^♪

 

かなり早いので正直見間違いかと思いましたが、しっかりと葉が開き花が咲き始めていますね。

 

新緑の季節がもう間もなくのところまでやって来ています。

 

 

越冬から目覚めて繁殖開始

今後注意したい害虫の1つにカンザワハダニというダニがいます。

 

見た目が赤色なので通称「赤ダニ」とも言われますね。

赤い点々が冬越ししてきたハダニになり、白い粒々はハダニの卵や孵化した幼虫の抜け殻だったりします。

 

主に3月頃から発生がダラダラと始まり、4月5月頃に爆発的に増える傾向がありますね。

最初は僅かな発生であっても繁殖量が非常に強いため、短期間に大きく増殖してしまうのです。

 

このダニは葉っぱや新芽から樹液を吸う事でお茶の木に被害を与えます。

古い葉っぱが黄色っぽく変色したり、形が縮れたようになっている場合は要注意です。

 

葉の裏面を観てダニがいないか確認します!

 

 

暖かい場所で越冬

ダニは日がよく当たる暖かい場所で冬を越します。

 

具体的には茶畑の隅の畝のこの部分。

太陽の光を遮る物がないため、冬でも日が当たる時間が長いです。

 

また作業用の通路など広いスペースに接したこの部分。

このような場所でダニが越冬することが多いです。

そのため、このような場所を重点的に観察しダニの発生状況を確認します!

 

対してお茶の木の内部にはほとんどダニはいませんね。

 

防除もダニが越冬しやすい部分を重点的に行う事で、他の部分は省いたり散布量をより減らすことも出来ます!

 

 

新芽を守る

このカンザワハダニが増殖し新芽にも寄生するようになると、新芽は大きく育つことが出来なくなってしまいますね。

 

周りの芽が10cm近く生長していたとしても1・2cm止まり。

場合によっては芽が伸びて来る事もありません。

 

それほど新芽の生育に与える影響は大きいのです(>_<)

 

仮に芽が育ったとしても新芽にダニが寄生していると収穫物にダニが混入してしまう事にもなります。

 

また5月頃に発生のピークを迎えるため、発生量が多くなると防除を繰り返し行う必要が…。

 

 

そこで

 

新芽の生育を守ること

 

異物の混入を防ぐこと

 

防除の回数を最小限にすること

 

を主な目的として防除を行います!

 

この時期に防除を行う事でダニの増殖を防ぐことが出来るため、お茶の芽がしっかりと育つことが出来る環境を整えられます。

また異物(ダニ)が混入するリスクをより低くすることも出来ますね。

 

結果として防除の回数を減らすことにも繋がるため、この時期の防除だけは適切に行いたいと思っています(^^)/