日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

お茶の木も日焼けします

こんばんは。

今日も朝から夕方まで快晴となりました。気温も昨日と同じで36℃まで上昇。そこそこ暑いですが、今日に関しては昨日以上に風が吹いていたため、体感的にはそこまで暑くはありませんでした。

 

日中の気温が高い時間帯よりも朝の7~9時頃の方が暑く感じますね。

気温はそこまで高くないと思うのですが、やや湿度が高く風も吹かないため汗がなかなか乾きません。そのため鬱陶しい暑さに感じます。

 

対して日中は気温的には厳しい暑さなのですが、風がしっかりと吹いているため汗がすぐに乾きます。カラッとした暑さでそこまで鬱陶しさはありません。

ただし、こまめに水分補給をしないと熱中症や脱水症状が怖いですね。

 

今後も暑さに対応しながら農作業を進めて行きたいと思います。

 

お茶の木の日焼け

季節が変わり日差しが強くなると酷い日焼けをすることがあります。

また普段服などで隠れている部分に急に日が当たると、その部分も日焼けすることがありますね。

 

今年も5月頃でしたでしょうか。日差しが強くなり始めた頃は肌が若干赤くなるほど日焼けしましたが、今ではそのような日焼けをすることは無くなりました。

 

と、ここまでは我々の肌の話ですが、お茶の木も同じような状況で日に焼ける事があるのです!

普段から日に当たっている表層の葉っぱは問題ないです。

しかし下の方の葉はほとんど日が当たらないため、直射日光に対してそれほど強い状態ではありません。

 

葉を刈り落とす作業を行い、普段日に当たらない葉層内部の葉っぱが表面に出てきた時に強い日射しが当たると日焼けして枯れてしまう事があるのです。

いきなり強い日射しが当たると日焼けするのは我々と同じですが、お茶の木の場合は元に戻ることは無く枯れてしまうのでその点には注意が必要ですね。

 

日焼け対策

葉の日焼け対策としては

・曇りの日に作業を行い徐々に光に慣らしていく方法

・二回くらいに作業を分け、少しずつ光を当て慣らさせる方法

この2つになります。

 

特に葉の層がたっぷりとあり、春へ向けて葉の層を残したい秋のナラシ作業時に注意が必要です。葉の層が厚い時は、2回くらいに分けて刈り落とし作業を行う事もあります。

 

また現在行っている浅刈り作業でも発生することがありますが、作業を行うのは梅雨時期であるため、本来であれば少しずつ日差しに慣れて行ってくれます。

 

ただ今年に関してはすでに梅雨明けしているため雲に期待できないですね(^^;)

梅雨明けが早かった事もあるため、多少日に焼けてしまうのは仕方ないかと思います。

 

植物には欠かせない光ですが、状況によってはダメージを受ける事もあるのです。