日々お茶暮らし  茶農家のブログ

川根地域でお茶づくりをしている農家のブログです

裾刈り作業実施中

こんばんは。

昨夜から今朝にかけてはしっかりと土を濡らす程度の雨が降ってくれました。5月になってからは4日に1回程度の頻度で雨が降っているため、感覚的には少し多く感じてしまうのですが、作物の生育の観点からは良いお湿りになってくれているため有難くも感じます。

お茶の木も収穫を終えたとはいえ生育が盛んに進む時期であり、少雨だと生育に影響が出てしまう可能性があったりダニなどの害虫が増えやすくなったりもするので、この頃のような降り方が有難かったりしますね。

 

ただ、あまりにも雨が続いてしまえば今度は外作業が行えなかったり、病気が発生しやすくなってしまったりします。長期予報では雨が多そうな予報が出ているため、極端な長雨にはならないことを願うのみです。

そんな雨上がりの一日となった本日は、昨日に続いて裾刈り作業を行いました。

裾刈り作業はお茶の木とお茶の木の間、畝間部分に伸びた枝葉を刈り落とし作業しやすくするためのものです。また結果的にではありますが、病害虫の防除としての効果も多少はあります。畝間部分の葉っぱにはダニなど一部の害虫が生息しやすかったり、高湿度な環境になりやすいことから病気が発生しやすかったりします。そのような部分を刈り落とすことは結果として病害虫を抑える効果があったりするのです。

 

裾刈り作業は頑張れば3日程度で終えることも出来る作業ではありますが、平年だと直ちに行う肥料まきが5月下旬以降になったこと、疲労も溜まっていることから休息をしっかりと取りながら実施していければと思っています。